
「あれ?株価は少し下がった気がするのに、資産が増えてる?」
「12月に入って、市場の雰囲気が変わった?」
今週(12月6日時点)の新NISA口座は、不思議な現象が起きています。先週に比べて利益(プラス幅)は少し減ったのに、手持ちの資産合計額は過去最高を記録したのです。
これこそが、積立投資の面白いところ。今回は、リアルな運用結果を公開しつつ、資産が増えたカラクリと、市場を慎重にさせた「米国の雇用統計」について、初心者にも分かりやすく解説します!
【今週のリアル実績】利益は微減も、資産は過去最高額へ!
まずは数字を見てみましょう。私は2024年1月の新NISAスタート以来、毎月コツコツと積立を続けています。
運用データ(2025年12月6日時点)

| 項目 | 2025年12月6日 | 前週比の変化(11/29比) |
| 資産残高(評価額) | 884,161円 | +7,631円 🆙 |
| 評価損益 | +196,053円 | ▼ 2,358円 ⤵️ |
| 騰落率 | +28.49% | ▼ 0.76ポイント ⤵️ |
(※前週(11/29時点)は評価益+198,411円、資産残高876,530円でした。)
<今週の分析ポイント:なぜ「ねじれ」が起きた?>
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利益が減った理由:
評価損益は先週より約2,300円減り、騰落率も少し下がりました。これは、週末にかけて株価が少し調整(下落)したためです。
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それでも資産残高が増えた理由(重要!):
利益が減ったのに、資産残高(884,161円)は先週より約7,600円増えて過去最高になっています。
これは、「12月分の毎月の積立金(元本)」が入金されたからです。
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グラフの形:
グラフの右端を見てください。水色の部分(元本)が階段状にグッと増えていますよね? 株価が下がっても、新しい資金が注入されたことで、トータルの資産は右肩上がりを継続しているのです。
【重要ニュース解説】市場を迷わせた「今年最後の雇用統計」
なぜ今週、利益が少し削られたのでしょうか? その原因は、12月5日(金)に発表された米国の重要指標にあります。
1. 米雇用統計の発表(12月5日)
毎月第一金曜日に発表される「米雇用統計」は、世界中の投資家が最も注目するデータです。
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ニュースの内容:
今回発表された11月分のデータは、市場の予想と比べて「まちまち」な結果でした。極端に良くもなく、悪くもない。この「どっちつかず」な結果に市場は迷い、週末にかけて利益確定の売り(株を売って現金化する動き)が優勢となりました。
2. FOMC(連邦公開市場委員会)前の様子見ムード
12月中旬には、米国の中央銀行が金利を決める会合(FOMC)があります。
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株価への影響:
雇用統計の結果を受けて、「来年の利下げはどうなるんだ?」と投資家たちが慎重になっています。大きなイベント前には、積極的に買い進むのを控える「様子見ムード」になりやすく、これが株価の上値を重くしました。
3. 年末特有の「節税売り」
年末になると、機関投資家や個人投資家が、税金の調整のために「損が出ている株を売る」動き(タックス・ロス・セリング)が出やすくなります。これも12月上旬の株価を押し下げる要因の一つです。(※NISA口座には関係ありませんが、市場全体には影響します)
初心者へのアドバイス:今月は「安く買えてラッキー」
今週のように「株価が少し下がったタイミング」で「毎月の積立金が入金される」というのは、実は理想的な展開です。
1. 「ドルコスト平均法」が効いている
株価が高いときには少なく買い、株価が下がったときには多く買う。これが積立投資の王道です。今週は、少し下がった価格で、12月分の投資信託を**「多めの口数」**買い付けることができました。これが将来の上昇局面で効いてきます。
2. 今年の「NISA枠」を使い切るラストスパート
12月は、今年のNISA非課税枠(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)を使える最後の月です。
もし、余裕資金があって枠が余っているなら、ボーナス設定などで少し増額するのも手です。ただし、無理は禁物。来年も枠は復活しますので、あくまで自分のペースでOKです。
まとめ:資産最高額で年末へ!
利益率は少し下がりましたが、「資産残高」という絶対額は過去最高です。これは、私たちが1年間休まずに積立を続けてきた「継続の力」そのものです。
株価の上下に一喜一憂せず、このまま年末まで淡々と走り抜けましょう。来週はFOMCなどの重要イベントがありますが、私たちのやることは変わりません。「積立放置」こそが最強の戦略です!





